新宿発! 『東京法務』 代表木村のブログ

暮らし(遺言・相続、後見等)の法律相談から起業や店舗・法人運営(補助金、融資、申請・手続き等)のサポートまで・・・ 新宿区・大久保駅からすぐの『東京法務』から、皆様に役立つ情報を、私・代表木村がお届けします。 事務所移転及び改称を機に、「品川法務発! 木村のブログ村」から「新宿発!『東京法務』 代表木村のブログ」へとブログのタイトルが変更となりました。引き続きよろしくお願いいたします。

2014年07月

土用の丑(うし)の日とウナギ


今日は、土用の丑の日。

ウナギを食べたという方も多かったのでは。

世界のウナギの70%を消費している日本。そのウナギの殆どが、ニホンウナギまたはヨーロッパウナギです。これまでヨーロッパウナギは、中国がヨーロッパから稚魚を仕入れ養殖。これを蒲焼きにして日本へ大量輸出。つまり、中国経由で(中国産として)日本に大量に入ってきていましたが(今年の分も含めて)、2015年1月からは、中国からの輸出分がなくなるとされているため、日本には入ってこないとのこと。

一方、ニホンウナギはというと、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種と指定されたことから、近い将来、貿易が規制される可能性が高いとされています。

小学校低学年の頃からウナギをよく食べてきた私。大好物のウナギを以前のように年に何度も食べることは厳しくなるでしょう。大変辛いことです。しかし、2~3年前から、ウナギの稚魚の希少性について理解することにより、徐々に食べないことに慣れる努力をしてきました。いずれは規制が厳しくなるだろうと思っていたからです。仕方ないのです。大人が乱獲をしてきたツケが回ってきたのだから、これ位大人は我慢すべきだと思います。大人が10年我慢すれば(専門家曰く、年に1度位は家族で楽しみにして食べる程度)、大分回復するでしょう。こんなに美味しい食べ物なのだから、下の世代、さらにその下の世代が大人になったときに、食べてもらいたいじゃないですか。絶滅を避けることができるのです。マスコミが騒ぐのが遅すぎた感は否めませんが、もっともっとこの危機的状況を広く国民に知ってもらうべきです。

これから益々値上がりしていくであろうウナギ(今秋はまだ分かりませんが)。一庶民である私にとって値上がりは痛いですけど、仕方ありません。これまでこんなに安い値段で食べられちゃいけないものだったのかもしれません。これを機に、たまに食べる高級魚という位置付けにすべきなんでしょうね。

その一方で、私たちが我慢している間に、日本の技術で、ウナギの「完全養殖」が実現することを期待したいですね。大変難しいとされていますが、もし実現すれば、天然資源への依存度を下げられるのですから。

さて、「土用の丑(うし)」というタイトルに戻りたいと思います。地域によっては、なにも「ウナギ」に拘っていないようです。「う」が付く食べ物として梅干し・瓜・うどんを土用の丑の日に食べる地域もあるようです。なるほど夏らしいかもしれません。かといって、栄養価の高いものとして、「ウイダーinゼリー」となると、風流に欠けるところがあるのかもしれませんね。確かに、「ウ(う)」は付いていますが・・・

サービス業、製造業での人手不足により業績悪影響


建設業運送業飲食業における人手不足の問題について、当ブログで何度も取り上げてきました。 先週末の日経1面で、物流・外食といったサービス業総菜などの製造業での人手不足が業績を圧迫しているとの記事がありましたので、お忙しい皆様、読み逃してしまった方のために、その「要約」と「一言」を書きたいと思います。

【要約】

○ ヤマトは、宅急便などの運転手不足を補うための追加費用が重くのしかかり、2014年4月~6月期の連結営業利益が前年同期と比べ約半減。40億円強となった。

○ ヤマトは、物流拠点での仕分け作業や荷物の配送などに多くの従業員を必要とするため、人件費が営業費用の半分以上を占める。

○ ヤマトの上記四半期の売上高をみると2%増だったが、反面、運転手を確保するための費用が大きかった。

○ モスフードは、従業員確保のために時給を上げたが、その結果、経常利益が2割減った。

○ モスフードは、出店効果に加え、高単価メニューの売上げが順調だったが、それを上回る人件費等のコスト増が響いたかたちとなった。

○ カレーハウスCoCo壱番屋の壱番屋は、本社と店舗等の人員不足で、社員のベースアップ。さらに、物流委託費が膨らんでいる。

○ これらの影響を受け、壱番屋は、2015年5月期の営業利益を3%減と予想している。

○ セブンイレブンなどに総菜〔惣菜〕を供給するわらべや日洋は、工場立ち上げ時、社員集めに苦労した結果、派遣社員で対応。これにより、コストが想定以上にかかり、3~5月期決算で減益に転じた。

【一言】

物流・外食・総菜。この限られた内容の記事を読んだだけでも、人手不足が業績に与えている影響の大きさを窺うことができたかと思います。経営努力をして良いサービス・商品を世に出して評価されたとしても、人手不足とこれを補うための人件費等のコスト増が首を絞めている。なんとも皮肉な構造になっています。

この記事で、特に印象的だったのは、壱番屋のところです。壱番屋は、人員不足の結果、自社の社員ではこれまでのように車を走らせることができなくなり、外部への委託コストの割合が高くなってしまいました。でも、委託を受けている前述のヤマトのような物流サービス業も、需要に対応するためかえってコスト増となってしまっている。負のコラボ?・・・これを断ち切るためには、価格転嫁しかないのでしょうか・・・

上記のような大手企業だけでなく、外食・総菜中小企業も、相変わらず人手不足人件費増加が続いています。総菜業に関しては、政府がこれから「技能実習制度」を活用するとの考えを示していますが、外食サービス業に関しては、現時点では、NOです。日本の若者たちが居酒屋でバイトをしても、キツくてすぐに辞めてしまう傾向があることは、皆さんもよくご存知かと思います。私が入管・ビザ業務を通じて知り合う留学生の多くは、居酒屋などでアルバイトをしています。絶対数としては多くないかもしれませんが、彼らがギリギリのところで日本経済の一部を支えている。でも、そろそろ限界が近付いているのかもしれません。「技能実習制度」が適しているかどうかはともかく、いずれにしても、早急に手を打つべき時が来ているのではないでしょうか。


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起業準備中に失業手当がもらえたら・・・


もしあなたが起業のために会社を辞めたら・・・

起業準備中のあなたは、「自営業者」とみなされ、失業手当の支払対象とならない可能性が高いでしょう。
現在はこのような運用になっているため、会社を辞めた後の生活が不安定になることをおそれ、起業を思いとどまる方が少なくないようです。日本の開業率が約5%にとどまっているのも、上記の運用が一因となっていると政府は考えているのでしょう。

そこで、政府は、起業準備中の人も、原則として、雇用保険の失業手当を受け取れるよう運用を改めることにしました。早ければ、今月末にも、条件を満たした起業準備中の人は、失業手当をもらえるようになります。まさに、朗報ですね。


■ 起業準備中とは、どのような段階を指すの?

起業準備中といった場合には、例えば、事務所を借りるために不動産仲介業者と家賃等の交渉を始めた段階や「建設業許可」など事業許可を取った段階を指します。このような段階に至れば、「自営業者」とはみなされず、失業手当を受け取れることになる条件を一つクリアしたことになります。


■ どれ位の金額、どれ位の期間?

では、いくら受け取ることができるのか。気になるところかと思いますが、前職の5割~8割の失業手当を受け取ることができます。しかも、受取期間は、最長で1年間です。これでサラリーマンが起業を志して退職しても、現金収入が途絶えることがなくなるため、起業にチャレンジする人のハードルの一つが取り払われることになりそうです。

ちなみに、事実上営業を開始していなくても、会社設立すれば、準備を終えたとみなされます。つまり、もはや起業準備中とはいえなくなることから、失業手当の給付は打ち切られることになります。


■ 注意すべき給付条件は?

起業を準備している人が失業手当の給付を受けるには、ハローワークで求職票を書くことが必要となります。つまり、前述の起業準備だけでは足りず、それと並行するかたちで求職活動をすることが求められるのです。なんか違和感はありますが、求職活動をすることという条件が求められる趣旨は、起業も再就職もする意思がないにもかかわらず、起業を準備するふりをして失業手当を不正に受け取ることを防止するところにあるようです。

この条件を見落とさないよう注意してください。


■ 最後に

「成長戦略」では日本の5%という低い開業率を2倍の10%に高める目標を掲げていますが、今回のこの運用により、起業準備中の人の不安の一部をなくし、結果的に起業する人が増えるのか、注目していきたいと思います。


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Q:7月22日は何の日? A:ナッツの日 


今日・7月22日は、ナッツの日です。

なぜ?
敢えて理由を説明するまでもないでしょう。上記の数字の通りです。 

ナッツ(木の実)といえば、 アーモンド、クルミ、マカデミアナッツ、カシューナッツ、ピスタチオナッツなどを思い浮かべるかと思います。

これらナッツ類は、ご存知の通り、健康食として高く評価されています。 様々な種類の栄養素が豊富に含まれた植物性食品です。具体的には、植物性たんぱく質を約20%含有する高たんぱく質食品です。また、アーモンドは、最もビタミンEを含む食品の一つといわれています。脳の老化防止などが認められています。ビタミンB1・B2も含まれ、ミネラルも豊富です。カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛など。ナトリウムより遥かに多く含まれているカリウムは、心臓病や高血圧病の予防機能もあるとのこと。そして、食物繊維が多く、便秘防止や悪玉コレステロール低下機能があります(以上、「日本ナッツ協会」資料より)。

これだけ魅力的なナッツ類。毎日少しずつ食べ続けたいですよね。私も、大好物です。

ところが、このナッツ類が昨年から高値が続いていることにお気づきでしょうか?

高値となった主たる理由は、アーモンドなどの主産地である米国・カリフォルニア州の高温・干ばつといった天候不順があったことだとされています。ちなみに、アーモンドは、ここ40年で最も小粒になったようです。また、ヘーゼルナッツの主産地であるトルコでは、積雪の影響を大きく受けたようです。他にも、ナッツ類をめぐる世界的争奪戦が繰り広げられているようです。日経では、西ヨーロッパの需要増や中国の「爆食」を指摘しています。そして、円安の影響も加わり、日本国内での今春以降の卸値は、前年比で3割~4割高い状態となっています。例えば、アーモンドで前年比3割高、クルミも前年比3割高、ヘーゼルナッツにいたってはなんと前年比4割高です。

この高値の影響を大きく受けているのが、洋菓子店・ケーキ店などです。
値上げをしたり、使用量を減らしたりと、苦難の日々が続いているようです。

まだナッツ類の高値が続きそうですが、お店の経営者様、一般消費者の皆様、なんとか量を調整しながら乗り越えましょう。私も、要調整中です。


嵐・櫻井翔と&堀北真希の熱愛と行政書士は無縁ではなかった!?


嵐・櫻井翔と&堀北真希の交際・熱愛が報じられました。

この手の報道について、私は、ブログで記事を書くことはないのですが、今回は特別です。

東スポWeb(←ネット上のニュースでたまたま発見)によると、2人の交際のきっかけは、 4年前の2010年、TBS系のドラマ「特上カバチ!!」の共演だったとのこと。「行政書士」役の堀北真希と「行政書士補助者」役の櫻井翔が、弱者を救うために法律を武器にしながら奮闘する話。私は、当時、司法試験の受験生として弁護士を目指していたこともあり、ドラマは一切見ていなかったので、このドラマの存在も知りませんでした。どんなドラマだったのか、少し見てみたい気もしますが、とにかく、ジャニーズのメンバーと人気女優の交際報道を通じて東スポさんが「行政書士」という文言を使ってくださったのが嬉しいですね。滅多にないことでしょう。

そこで、これを機に、「行政書士」とはどんな職業なのか。少しでも分かっていただけたら、一行政書士として、とても嬉しいことです。

簡単にいうと、「行政書士」とは、行政手続きのために必要な多くの書類などを、時間が無くお忙しい方に代わって作成したり、遺言の作り方の相談にのったり、面倒な相続手続きなどのお手伝いをしたりします。様々な類型の会社をつくるお手伝いもします。他にも、争いごとにならないよう汗をかいたり、暮らしに関わる不安や心配事の相談相手としての役割も果たしているのです。つまり、「行政書士」は、市民の皆様中小の事業主様にとって、距離感としては最も身近で気軽に相談できる「街の法律家」なのです。「行政書士」の仕事内容については、世間にはあまり正確に知られていないかもしれませんが、「街の法律家」というイメージでよろしいかと思います。

もしよろしければ、「行政書士」とは何者なのか、「行政書士」の仕事はどんな仕事なのか、過去に簡潔にまとめたブログ記事がありますので、読んでいただけたら幸いです。
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「行政書士って、何者???」

「行政書士って、何するの??」

「行政書士の仕事 その1」

「行政書士の仕事 その1 補足」

「行政書士の仕事 その2」

「行政書士の仕事 その3」

「行政書士の仕事 その3 補足」


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