新宿発! 『東京法務』 代表木村のブログ

暮らし(遺言・相続、後見等)の法律相談から起業や店舗・法人運営(補助金、融資、申請・手続き等)のサポートまで・・・ 新宿区・大久保駅からすぐの『東京法務』から、皆様に役立つ情報を、私・代表木村がお届けします。 事務所移転及び改称を機に、「品川法務発! 木村のブログ村」から「新宿発!『東京法務』 代表木村のブログ」へとブログのタイトルが変更となりました。引き続きよろしくお願いいたします。

2014年09月

「食」の値上げ続々


「食」の値上げ発表が次々と行われています。

明日・10月1日から、外食産業では、「餃子の王将」や「スターバックスコーヒー」などで値上げです。

「餃子の王将」では、23年ぶりのメニュー全体にわたる価格改訂となります。豚肉、鶏肉などの原材料価格の上昇に加え光熱費の高騰が要因といわれています。

 「スターバックスコーヒー」では、主力商品であるスターバックス・ラテなどで10円程度の値上げとなります。酪農家の減少による生乳生産量の減少が要因といわれています。ただ、値上げする一方、ラテに使うミルクの質と味をさらによくすることで、実質的には値上げをしていないとの印象を与える努力と工夫をしていることが特徴的です。

また、食品メーカーでも、原材料高や円安を背景に、次々と値上げが実施されることになりそうです。例えば、「日清食品」では、7年ぶりの値上げとなります。カップ麺や袋麺の主力商品で5~8%の値上げです。ほぼ消費税分ですね。

他にも、「UCC上島珈琲」では、家庭用レギュラーコーヒーの価格を大幅に改定します。なんと、約25%の引き上げとなります。コーヒーは原料の生豆の取引価格が高止まりしています。主要産地・ブラジルの天候不順などで生産量が減少する一方、中国をはじめとする新興国におけるコーヒー需要の増加が要因といわれています。

これからは小規模の喫茶店のコーヒー価格も、仕入れ価格の上昇により、値上げせざるを得なくなるかもしれません。

仮に給料が上がったとしても、それを物価上昇が上回っていれば、実質的には給料が上がったことにはなりません。つまり、給料が物価上昇に追いついていないことになります。本日公表された「毎月勤労統計調査」(厚労省)の8月速報値によると、物価上昇分を差し引いた実質賃金が前年8月比で2.6%減。14カ月連続で低下している中での「食」の値上げとなります。

わたしたち消費者のみならず中小企業も個人商店も、コスト高に悩まされる日々がまだまだ続くのかもしれません。踏ん張り時です!

 

高齢化、認知症、そして介護離職


遺言・相続業務の中で日々リアルに感じること・・・
それは、高齢社会が確実に進み、親の認知症について心配しはじめている働き盛りの家族も確実に増えていることです。


■ 高齢化の現状 

高齢化が急速に進展していることは皆さんご存知かと思いますが、ここでは、高齢化の現状について、数字でおさえておきましょう。 

平成26年版高齢社会白書によると、日本の総人口は1億2,730万人 。そのうち、65歳以上の高齢者人口は、3,190万人。これは、過去最高の人数です。総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)はというと25.1%。つまり、4人に1人が65歳以上となります。地域や街にもよりますし、時間帯にもよりますが、すれ違う人の4人に1人は高齢者です。皆さんが日々どこまで意識されているかは分かりませんが、これが現在のこの国の現状なのです。ちなみに、前年の高齢者人口は3,079万人でしたので、たった1年の間に、100万人以上増えたことになります。驚くべき数字です。ここに挙げた数字だけをみても、いかに高齢化のペースが速いかお分かりいただけたかと思います。

これだけで驚いてはいけません。
75歳以上の人口は、なんと1,560万人。高齢者の約半数を占める状況にあるのです。総人口の割合でいうと、12.3%です。

高齢化の現状、伝わったでしょうか?


■ 高齢者世帯の現状

次に、高齢者のいる世帯についてみてみましょう。

全世帯数・4,817万世帯のうち65歳以上の高齢者のいる世帯についてみると、2,093万世帯と、実に全体の43.4%を占めています。注目すべきは、その世帯構造で、2,093万世帯のうち、夫婦のみの世帯は633万世帯で30.3%を、単独世帯は486万世帯で23.3%を占め、両者を合わせると、高齢者世帯の半数を超えているという実態です。

子と同居していない高齢者や子がいない高齢者がいかに多いのか、そして、単独世帯、つまり、一人暮らしの高齢者がいかに多いのか、お分かりいただけましたか?ちなみに、1980年に約88万人だった一人暮らしの高齢者数は、2000年には約303万人、2010年には約480万人と増加の一途を辿っています。


■ ということは、認知症高齢者の人数も・・・

そうです。お察しの通り、高齢者世帯や高齢者数の増加に伴い、認知症高齢者の人数も増加しているのです。

2000年の認知症高齢者数が約156万にだったのに対し、2010年は約280万人と、たった10年間で100万人以上も増えているのです(厚労省)。

当然のことですが、一人暮らし高齢者というからには、その方々は認知症グループホームなどに入居していないのです。

これだけ認知症高齢者が増えたこと、そして、上述の一人暮らし高齢者数の増加を併せて考えてみると、自宅で介護されている認知症高齢者も相当数いるということが考えられます。


■ 介護離職10万人

自宅で一人で暮らす認知症の親。その親の介護を理由に仕事を辞める人(介護離職者)が全国で年間約10万人いるといわれています。

総務省の就業構造基本調査によると、介護をしている6割以上が40代~50代のいわゆる働き盛りの人たちなのです。もちろん、仕事と介護の両立ができる人もいますが(約240万人)、そのうち両立できなくなり、退職を決意し、介護に専念する人たちがこれだけ多いのです。認知症による徘徊などを心配して、離れて暮らす親の面倒をみるために、両立を諦める人は少なくないのです。

躊躇なく会社を辞める人もなかにはいるかもしれませんが、会社をやむを得ず辞める人が多いのではないでしょうか。人それぞれ価値観・人生観の違いはあれど、働き盛りでの退職はその人の後の人生に経済的影響を及ぼす可能性があります。この問題をどう解決するのか、深刻な問題です。

この問題はなにも本人・家族の問題だけではありません。人手不足が鮮明になってきた今日、企業にとっても、介護離職は痛いのです。法定期間(93日)を上回る介護休業制度を導入する(例えば、通算1年、2年)などして、社員をつなぎ留める工夫・努力が必要なのかもしれません。

とはいえ、中小企業・小規模事業者においては、そうもいかないのが現実かと思います。非常に難しい問題です。介護離職という道を選択しない場合、容易に答えなど出ないでしょう。認知症の家族を抱える社員とどう話し合い、その社員をどうサポートするのか・・・企業だけでなく、社会も、自治体・国も、対応を迫られているのです。


■ お役に立てること・お手伝いできることがあります

〇「介護を理由に会社を辞めないで介護をしたい。」「仕事で忙しく実家になかなか行けず心配。」

このような方には、地域のボランティアや民間サービスの補助を利用することをおすすめもしますが、人的な観点から限界があるかと思います。当事務所においては、これを補うわかりやすい・利用しやすいサービスを提供しております。その一つが、お一人おひとりに合わせた、いわばオーダーメイド的な「高齢者見守りサービス」です。大手警備会社には大手にしかできない素晴らしいサービスがありますが、大手警備会社にはできないきめの細かいサービスが特徴です(詳細についてはお問い合わせください。)。親御さんと離れて暮らす方でご心配の方は、是非一度ご相談ください。


〇「認知症になる前に、準備をしておきたい。」

このような方には、認知症になる前、例えば、なんとなく財産管理などが苦手になってきたと感じ始めたら、当事務所に「財産管理」を依頼することもできます。そして、併せて認知症になったときのために、「任意後見」の契約をしておくこともできます。安心感が違います。


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離れて暮らす認知症の親御さんのために、「高齢者見守りサービス」をプレゼントしたい方。
認知症
になる前に、「財産管理契約」・「任意後見契約」など事前の対策をとっておきたいとお考えの方。
東京都・新宿大久保行政書士事務所 東京法務へお気軽にご相談ください。

電話> 03-6908-9816 担当:木村まで またはお問い合わせ等フォーム>からどうぞ。

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「世界アルツハイマーデー」に考える後見と遺言


今日は何の日か知っていますか?
9月21日は「 世界アルツハイマーデー」です。

「 世界アルツハイマーデー」であったことはあまり知られていなくても、超高齢社会が進展するなか、アルツハイマーという言葉自体は、もう随分知られているかと思います。アルツハイマー型認知症は、認知症の原因となる病気の一種です。 認知症といった場合、認知症全体の約5割をアルツハイマー型認知症が占めるといわれています。

認知症とは、アルツハイマー型認知症を含む様々な原因により、脳の働きが悪くなったことで障害が起こったり、生活するうえで支障が出ている状態がおよそ6ヶ月以上継続している状態をいいます。

認知症を患うと、つい先ほど自分自身が体験したことを忘れてしまうという症状などが現れるので、詐欺行為などにあったとしても、その時何が起こったのか全く覚えていないということがあります。認知症を患うと、契約を結ぶ、財産管理をするといったことは困難になり、詐欺の被害者になることもあるのです。

でも、法は、そのような認知症の方の財産を護る制度を用意しています。また、認知症になる前に、事前の対策をとることも可能です。 認知症は85歳以上では4人に1人が発症するともいわれています。つまり、超高齢社会に突入したこの国においては、誰にも起こりうる可能性があるのです。だからこそ、今日という日に、高齢の方はもちろんのこと、高齢の親御さんがいらっしゃるそのお子さん方も、いろいろと考えてみることをおすすめします。

加えて、「遺言」について、少しだけお話します。

こんな話、聞いたことはありませんか?
認知症になってから書いた「遺言」は、無効であると・・・

そうです。明らかに認知症の場合、その人が書いた遺言書は無効と考えていいでしょう。このことを知り衝撃を受けて弊所にご相談に来られた方もいらっしゃいます。凄いお話でしたが、これ以上は言えませんので、お許しください。そうですよね・・・これは当事者にしてみれば大きな問題でしょう。

では、軽度の認知症の場合は?

このへんの話になると、微妙な問題になってきます。ご自身やご家族だけで判断せずに、ぜひ一度、遺言専門家などにご相談されることをおすすめします。一つ言えることは、後悔されないよう早めのアクションをとることが大事である、ということです。

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認知症になる前に、「財産管理」などに関する事前の対策をとっておきたい!とお思いの方。

遺言
」を書いてみたい!とお思いの方。
遺言書」の作成は「相続」にも関係してくる大事な行いです。でも、あまり重く考えすぎないでください。


財産管理」や「遺言書
」の作成のことでのお問い合わせ・ご相談は、東京都・新宿大久保

行政書士事務所 東京法務 

電話> 03-6908-9816 担当:木村まで または
お問い合わせ等フォーム> からお気軽にどうぞ。

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新宿の『東京法務』を覗き見


お客様にとって、ご相談のために訪れる事務所の相談室の雰囲気は少し気になるところかと思います。お客様だけでなく、これから行政書士を目指そうという方や駆け出しの行政書士の方も少し気になるところかと思います。例えば、暗すぎても、明るすぎても、話しづらいなど・・・人はその場の雰囲気など外的要因に左右されがちな面があります。

当事務所は、ご来所不要の出張・訪問型サービスを基本としております。例えば、ご自宅や最寄り駅付近の喫茶店などに伺います。これは、特に、ご多忙な自営業の方や高齢者の方に人気の高いサービスで、大変ご好評いただいております。

とはいえ、離婚をご検討されている方や遺言・相続ご相談を希望される方の場合、ご自宅や喫茶店ではちょっと・・・と思われてしまう方は少なくありません。そこで、当事務所では、ご家族やお知り合いの方とばったり遭ってしまう心配のない所内の相談室でのご相談も当然承っております。大歓迎でございます。また、プライバシーの観点だけでなく、ご相談される方にとって、暗すぎず明るすぎず、リラックスした空間で、話しやすい雰囲気を創りだすことも、大切なことであると考えております。

弊所では、清潔感のある空間、広めのミーティングデスク、背中と腰にやさしい椅子をご用意してお待ちしております。リラックスできる相談室で、お客様の夢・起業への想いや悩み・心配事にじっくりと耳を傾けます。ちなみに、こんな雰囲気です。

相談室 001

当事務所までは新宿駅から1駅とアクセス抜群のJR総武線「大久保」駅「北口」改札を出てから徒歩約3分です。

遺言相続後見離婚などの法律相談から、起業融資サポートビザ申請取得代行まで、法務サービスは、新宿の『東京法務』へご相談ください(無料法律相談実施中)。
 

アギーレ・ジャパン 敗戦からのスタート


アギーレ新監督下でのサッカー男子日本代表、昨夜、ウルグアイとの初戦を終えました。結果は0対2で完敗。

厳しい船出となりましたが、対戦相手とのランキング差が大きいこと、代表メンバー招集時からの練習期間が短かったことやワールドカップ時とメンバーが何人も変わっていたことを考えると、ある意味、当然の結果かもしれません。ですので、あたたかい目で見守る必要があると思います。しかし、同時に、厳しい目を向け続けることも必要かと思います。いわゆる強豪国といわれる国では、褒めるときは褒めるけど、どちらかというと叩くときのトーンの方が強い傾向にあります。厳しい目が代表に緊張感を与え続け、代表を強くする。このことは否定できないと思います。

敗戦からのスタートとなったアギーレ・ジャパン。個人的にはよかったと思うのです。今後は、上へ上へと行くのみです。これからは、もっと厳しい目を向けながらも、深い愛情をもって日本代表サッカーを応援していきましょう!

(アギーレ新監督のもと再スタートをきってしまいましたが、本当に「アギーレ前」の総括はできているのでしょうか・・・) 

 
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