バイク事故のため亡くなった俳優の萩原流行さん(享年62)の妻・まゆ美さんが、事故死から1ヶ月後の本日・5月22日、東京(霞が関)で記者会見を行いました。
会見の中で妻・まゆ美さんは、「まだ、あんまり悲しくないんですよ、なぜか。」と言っています。
あまりにも突然に訪れた夫の死。なかなか実感できない、簡単に受け入れられない・・・これがリアルな突然の死から1ヶ月後の「今」なのかもしれません(本件の場合、その他にも原因があるようですが・・・)。将来、家族の誰かが交通事故で亡くなるなんて、普通予想・予測などしませんから。心の準備など当然できてないはずです。
ただ、その一方で、確実にやらなければならない手続きが待っているのです。そうです。「相続」です。そんなとき、「遺言書」がないと、困ることが多々あるかと思います。
萩原流行さんのように62歳とまだまだこれからという方が、「遺言書」を作成するのは早すぎる、と思っている方も少なくないでしょう。しかし、このように、「死」は突然やってくることがあるのです。予想だにしない「死」が・・・
「遺言書」を作成するのに、年齢はあまり関係ない、といえるでしょう。平均寿命が上昇傾向にあるとはいえ、遅くても60から65歳のうちに、想定外のときのために(交通事故に限った話ではありません。)、「遺言書」の作成をおすすめします。考えるに値する機会かもしれません。
なぜなら、それが後に、残された家族や関係者の方にとって、とても大きな意味を持つからです。