女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が早くも窮地に立たされています。 2月29日、リオ五輪の最終予選の初戦で、日本はオーストラリアに1-3で敗れ、黒星スタートとなってしまいました。
最終予選で黒星スタートとなった場合、出場を決めた国は過去に無い、というのが私の記憶です。とはいえ、ピンチになったときこそ、力を発揮してきた「なでしこジャパン」。選手達からは、敗戦後、前向きな発言が次々と。ですので、最終予選を勝ち抜いて五輪出場を決めてくれるものと信じたいところです。
ただ、心配事があります。私はこの試合を最後の40分程度しかみていないのですが、 気付いたことがあります。いや、正確にいうと、ここ1年位、気になっていたことがあります。それは、相手に相当研究・分析されているな、ということ。でも、強豪国となった女子サッカー日本にとって、それは想定の範囲内であるはず。だから、それは、言い訳にはならないのかもしれません。敢えて厳しいことをいえば、「マンネリ化」している、または、この最終予選の前までに「進化」しきれなかったのではないだろうか。
冗談なしで、いきなり大ピンチに陥った「なでしこジャパン」。せめて、初戦は引き分けで、勝ち点1は取りたかったですね。2点差で負けたのも、得失点差という観点から、かなりまずいと思います。残る全4試合、過密日程の中で、負けはもちろん引き分けも許されない。全て勝利しなければ、五輪の切符を手にすることができない可能性が極めて高い。それだけ今「なでしこジャパン」が置かれている状況は大変厳しいのです。ショッキングな結果も覚悟で、可能な限り(時期的に観戦時間はあまりとれないと思いますが・・・)、追ってみたいと思います。
まだ諦める必要はない。ただ、冷静にみて、大丈夫!とは易く言えないこの現状。色々書きたいことはありますが、今日はこの辺で。