行って参りました

短時間の滞在でしたが

本日・6月30日

松坂屋銀座店閉店の日の夜に

(マスコミ関係者も含め、とにかくすごい人でした


百貨店・商業施設・コンビになど

開店の日・閉店の日に訪れること

これは20代の頃から

できるだけ実践してきたこと


あっ、別にセール目的ではありません

(セールで買い物するのは

あまり好きでないというか

あまり得意でないというか・・・)


開店の日の

従業員の方々の緊張感やモチベーション

不慣れな動きや活き活きとした動き


グランドオープンを迎えるにあたり

あと数日というカウントダウンの段階から始まる

あの焦りや不安・緊張感

そして、わくわく感

(私も、何度か経験があるのでよく分かります


これらを乗り越えて迎える特別な日

そう、正に誕生日なのです

だからこそ、伝わってくるものがあります


これらを生で観て感じるだけでも

刺激になるし勉強にもなる


これに対し

閉店の日は

違った空気が流れています


頑張って最後までやり切るぞ

という気合いのようなものを

そして

プライドのようなものを感じることも


今日のセールのために訪れたあの大勢のお客様を前に

自然とそうなるんでしょうね


でも

私は

賑やかな売り場にいながらも

やっぱり従業員の方々の

どこか寂しい気持ちを感じ取ってしまいました


表現として適切ではないかもしれませんが

そう、最期の日なのです

だからこそ、伝わってくるものがあります


これを感じるだけでも勉強になります

確かに生き残るお店もあります

しかし

日本全体でみれば

理由はともかく

消え去るお店のほうが

圧倒的に多いのです


人に目を向けると

多くのお店と同様

最期をむかえます


22世紀にどうなっているかは分かりませんが

現在、人は必ず死をむかえます

殊に家族であれば

最期をむかえる前に

まだ生きているときに

話せるなら話す

そして

その姿を目に焼き付けておきたいものですね


感じるもの、伝わってくるものがあるでしょう


でも皆が皆

死をむかえる前(直前)に会って話しができるとは限りません

死が突然訪れることは珍しくないからですね


だからこそ

「遺言書」「エンディングノート」

大きな意味を持つのです


残される者に伝えらるものがあるはずです

残される者に伝わってくるものがあるはずです

心になにかを残すのです


松坂屋銀座店は88年の歴史にピリオドを打ちました

(偶然にも、現在の日本人女性の平均寿命に近いですね)

銀座を愛する者の心になにかを残しながら


なお

2017年には

松坂屋銀座店とその周辺の跡地に

銀座エリア最大の商業施設が誕生するとのことです

(もちろん、今のところ、グランドオープンの日に

立ち会う予定です


あっ、余談ですが

先述の通り、セールがあまり好きでない私も

ほんの少しだけセール品を買ってしまいました

その内の一つ

いちごの「あまおう」だけをつかった

100%「あまおう」のストロベリージャム

4割引きで買いました