ワールドカップ2018ロシア大会のアジア二次予選が、今夜、埼玉であり、日本はシンガポール相手に、0対0の引き分けに終わりました。 

20本以上シュートを打ちながらも、点が取れない・・・確かに、相手のゴールキーパーは素晴らしかった。しかし、相変わらず、との声が聞こえてくるのも全く不思議ではないでしょう。 

日本代表のハリルホジッチ監督が、試合終了後のインタビューで、私(ハリルホジッチ監督)のキャリアの中ではこのような経験がないと言っていたのが、私にとって、とても印象的でした。いくつかの意味を含んでいるのでしょう。

実は、もう一つ印象的だったことがあります。それは、試合終了のホイッスルが鳴り響いた直後にカメラが捉えたハリルホジッチ監督の表情 。呆然というかなんともいえない表情が、前述の彼のインタビューでの発言と整合的です。

なんだかんだで、日本代表は、ワールドカップ出場権を勝ち取ってくれると思いたい。でも、この予選が始まる前から、いや、ワールドカップ2014での惨敗後から(したがって、ハリルホジッチ監督の就任が決まる大分前から)、次の大会(2018年)に出られる可能性は50%位かな、と私は思っています。しかも、想像もしたくないが、仮に予選敗退であれば、それは、アジア最終予選ではなく、このアジア二次予選ではないかと。 

日本代表は、ハリルホジッチというこれまでで最も情熱的で素晴らしい監督を招いたと思います(オシム氏を超えているかも。)。それなのに、なぜ、格下相手にこのような結果だったのだろうか・・・語ると長くなりそうなので、今日のところは、このへんで止めておきます。

長谷部主将が何度も言っていました。この結果を重く受け止めなければ、と。それだけ、この今日の結果は、日本代表にとって、相当厳しいものであったと私は感じています。負けに等しい痛すぎるドロー発進。後々、このシンガポール戦で1本でもシュートが決まっていれば、とならないことを切に願います。

とにかく、あとは全勝してください!