「敬老の日」を前に、日本全国の100歳以上の高齢者が過去最高であったことを厚生労働省が発表しました(9月13日)。

2016年9月15日時点で100歳以上の高齢者数(1日現在で集計)は、過去最高の65,692人。これは、昨年と比べ、4,124人増加したことになります。また、男女比は、男性が12.4%であるのに対し、女性は87.6%と大きく差が開いています。女性が9割です。

次に、男女の最高齢についてみてみましょう。男性の最高齢は、東京都の方で、1904年5月生まれの112歳。女性の最高齢は、鹿児島県の方で、1900年8月生まれの116歳。つまり、現在、この女性が日本最高齢の方ということです。

鹿児島?東京?自分が住んでいるところはどうなんだろう? と思っている方のために、「人口10万人当たりの都道府県別100歳以上高齢者数の順位」を、厚労省発表資料を基に、当事務所でまとめてみました。ただし、クイズ形式にしてみましたので、まずは、少し考えてみてください(※解答は本ブログの末尾)。 ちなみに、100歳以上高齢者の最も多かったところは、東京でした。人口が最も多いので、ある意味当然の結果かもしれません。

〈ヒント〉
東京は「人口10万人当たりの都道府県別100歳以上高齢者数の順位」が41位で41.49人

■多かったところ(1位から5位)
 1位: ? (96.25人)
 2位: ? (87.93人)
 3位: ? (84.84人)
 4位: ? (82.78人)
 5位: ? (82.60人)

■少なかったところ(47位から43位)
 47位: ? (30.97人)
 46位: ? (35.05人)
 45位: ? (38.27人)
 44位: ? (39.12人)
 43位: ? (39.19人)

ところで、厚労省が100歳を迎える人に100歳記念品を贈呈しているということを、皆さん、ご存知でしょうか?これまでは純銀製の銀杯(約¥7,600)を贈呈してきました。『これまでは』?・・・そうです。昨年度までは、純銀製の銀杯だったのですが、今年度からは、合金に銀メッキを施したもの(約¥3,800)に変わります。ちなみに、2016年度100歳を迎える人は31,747人です。

およそ半世紀前と比べ、100歳以上の高齢者数が400倍以上になりました。100歳以上の高齢者数は、今年で46年連続の増加となり、この傾向は基本的に続き、2051年にピークを迎えます。超高齢社会とともに長寿高齢社会の進んでいる姿が益々鮮明に見えてきたのではないのでしょうか。














[解答]
1位:島根 2位:高知 3位:鳥取 4位:鹿児島 5位:香川
47位:埼玉 46位:愛知 45位:千葉 44位:大阪 43位:神奈川