「遺言・相続」などのお手伝いを通じ、日々高齢者の方々と接する中で、本当に元気でいきいきとされている方が年々増えてきた、という印象を受けています。

その印象を裏付けるかのような結果が出ました。明日の体育の日を前に、スポーツ庁が公表した最新の「2015年度体力・運動能力調査」によると、調査項目を点数化して合計した点数が、「65歳~69歳の女性」と「75歳~79歳の男性・女性」で過去最高となりました(現行方式となった1998年以降で)。全体として、高齢者の体力は、上向き傾向が続いています。

世は正に「終活」ブーム。いや、もはや、ブームではないのでしょう。前向きな「終活」を意識されている方が増え、その一環として、運動を意識的にされている。「健康で長生きしたい!」「周りに迷惑をかけたくない!」「自分らしくいるために!」 このような想いで、ますます元気な高齢者の方々が増えていくものと思います。