9月1日は「防災の日」です。
100年前、1923年(大正12年)9月1日11時58分、「関東大震災」が発生しました。
「関東大震災」を引き起こした地震の規模はマグニチュード7.9、現在の震度6強~7に相当する激しい揺れが首都圏を襲いました。
住宅全壊は約10万9000棟、焼失建物(全半壊後の焼失を含む)は約21万2000棟で、東京市(当時)の約4割を焼失しました。これら住宅の倒壊、火災等や根拠の無いデマを背景とする殺傷も含め、死者・行方不明者は10万5000人を超えました(以上、内閣府資料参照)。
100年の時を経た現在から見ても、衝撃的な数字が並んでいます。当時と今とでは、建物強度の違いや避難所・防災情報の多寡など単純比較はできないものの、史実から防災・避難・意識等、教訓とすべき視点が多々見えてくるかと思います。
マグニチュード7クラスの「首都直下地震」が30年以内に70%程の確率で起きるおそれがあるとされる首都圏。つまり、早ければ、今日・明日起こるかもしれないということです。さらに、地震だけでなく、地震と台風、地震と豪雨・豪雪、地震と猛暑、地震とパンデミックなど、または、これら複数の組み合わせといった複合的災害が発生することもあり得ます。
個人、家族、企業、団体等、それぞれの立場から、防災グッズや非常食など物的備えにとどまらない、冷静で多角的な視点に立った「備え」はできているか。「関東大震災」から丁度100年の今日、「防災の日」に今一度考え、そして見直す機会にしたいですね。
100年前、1923年(大正12年)9月1日11時58分、「関東大震災」が発生しました。
「関東大震災」を引き起こした地震の規模はマグニチュード7.9、現在の震度6強~7に相当する激しい揺れが首都圏を襲いました。
住宅全壊は約10万9000棟、焼失建物(全半壊後の焼失を含む)は約21万2000棟で、東京市(当時)の約4割を焼失しました。これら住宅の倒壊、火災等や根拠の無いデマを背景とする殺傷も含め、死者・行方不明者は10万5000人を超えました(以上、内閣府資料参照)。
100年の時を経た現在から見ても、衝撃的な数字が並んでいます。当時と今とでは、建物強度の違いや避難所・防災情報の多寡など単純比較はできないものの、史実から防災・避難・意識等、教訓とすべき視点が多々見えてくるかと思います。
マグニチュード7クラスの「首都直下地震」が30年以内に70%程の確率で起きるおそれがあるとされる首都圏。つまり、早ければ、今日・明日起こるかもしれないということです。さらに、地震だけでなく、地震と台風、地震と豪雨・豪雪、地震と猛暑、地震とパンデミックなど、または、これら複数の組み合わせといった複合的災害が発生することもあり得ます。
個人、家族、企業、団体等、それぞれの立場から、防災グッズや非常食など物的備えにとどまらない、冷静で多角的な視点に立った「備え」はできているか。「関東大震災」から丁度100年の今日、「防災の日」に今一度考え、そして見直す機会にしたいですね。